ホラー映画のすゝめ

見たホラー映画を気まぐれに批評します

教養とはなんぞや

世はコロナ禍真っ只中。

アメリカやらヨーロッパやらでのアジア人へのヘイトクライムが盛んに報道される今日この頃。

そんなニュースのコメント欄には中々過激な思想の方々がいらっしゃるわけですよ。

 

話は変わって、皆さんはSNS・ニュースサイトで偉そうに持論を展開してるあるいは説教垂れてる人を見たことありませんか?

あるでしょう、うじゃうじゃいますものね。

 

彼らの大好きな言葉に教養ってのがあります。

この教養とはなんだろうって考えた時に、僕は自分の思想や行動が一般的な常識・倫理観とどれだけズレているのかを理解する力だと思うんです。

つまりは自分の言動をどこまで正しい方向に制御できるか、ということなりますかね。

 

ここで最初の話に戻るわけですが、ヘイトクライムに対してBLMを引き合いに出して黒人を卑下したり、中国人のせいだと糾弾したりするコメントを残すような人にはその能力が欠けてるわけですよ。

差別をしてはいけない。この明らかな正解があるにも関わらず我慢できずに思想を発信してしまうというのは何というか致命的です。

 

これって自分の主張の価値を下げてしまうことにも繋がるんですよ。

倫理的にアウトな表現が入ってる時点でその主張は無価値になります。頭のおかしい人が何か言ってらーくらいの印象しか残りません。

 

叩かれてもしょうがないことをしたっていうのが彼らの言い訳の常套句ですが、正論をぶつけてないならそれはただの暴力です。

正しい論です。方向性が正しかろうが言葉が正しくなければそれは正論ではない。

 

何はともあれ他人に噛み付くなんて虚しいですよ、ほんと。

教養でマウントを取るのはそこでしか勝てないから、人種でマウント取るのはそれしか誇るものがないから、学歴でマウントを取るのはそこでしか勝てないから。

そしてそのマウントにめくじら立てて反論するのは妬んでいるから。

どれもこれもやってはいけないって分かりますよね?

 

こんな時代だからこそもうちょっと心の余裕持って生きましょうや。

それがあなた方の大好きな教養を手にする近道かもしれんですよ。